決算

決算のサポート・コンサルティング

決算は、年に1度の会社の節目です。

年に少なくて一度、経営結果や経営状態を外部報告する必要に迫られますが、むしろ確定した数字をもとに、会社の、良い点悪い点、強い点弱い点を認識し、新たな事業年度を健全に力強く進むために必要な反省会でもあります。

決算は1年を振り返った結果論のようでいて、実は燃料とエンジンと積荷と風の影響でどこに着地するか、ある程度の想像はつくものです。

力強い本業がある限り多くの問題は解決されますが、本業が弱含みになってきた場合の問題が特に大切です。積み過ぎの荷物を降ろすか、資金を援助してもらうか、エンジンを見直せるか、社長の給料を減らすか、飛ぶことを諦めるかか、置かれた状況に合わせた適切な判断が必要です。

時間の経過で高度が下がる場合、今後どうして行くべきか、経営者は選択を迫られます。
最終的に、経営者個人は業務で時間を失いながらも生活に必要な給料が確保できなくなります。会社が無借金であれば簡単に廃業を選択することも出来ますが、借金があれば債権者への迷惑や自分の生活基盤への影響を考え、廃業を選択することも簡単ではありません。

お金には色がありませんので、本当は、作ったお金なのか、借りたお金なのか、気を大きくせずに、厳密に区別が必要と思います。現実は、危機感薄れてまず喜ぶことが多いと思います。確実に言えることは、後に返済だけ残りますので、目先の資金繰りと時間が確保されたところで、現実に存在する返済と固定費を今後どう支え続けてゆくのか、新たな方法を模索して欲しいと思います。

決算は勿論のこと、月々の経営に関する数字を確定させながら、会社のこと、個人のこと、ご家族のこと、多くの情報を共有し、経営者の近くで経営者の適切な判断のために、有意義で有用なお手伝いをしたいと思っております。